ゆうべによんだ。

だれかに読んだ本のことをきいてもらいたくて。

『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 9』

スポンサーリンク

『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 9』  大森藤ノ

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか9 (GA文庫)


※既刊含め内容に触れている部分があります。ネタバレを避けたい方や未読の方はご注意ください。




「ダンまち」シリーズ9作目。

前回気になる終わり方をしましたが、今回は9巻10巻合わせての2巻構成……。
一段落したように見えてどこか不穏な雰囲気を残したまま、10巻の発売を待つことに。



お話の中心となるのは、表紙イラストにもなっているモンスターの少女。

知性がありことばを発するという異端さと希少さから、モンスターからも冒険者からも刃を向けられる少女がベルくんのお人好しっぷりにより介抱されるところまでは、私としても想像に難くなかったのですが、これがまたなんだか奥の深い話に。




竜女という字面からなんとなくゲームのファイヤーエムブレムシリーズに登場するマムクートを思い出しました。
手放しでベルくんたちに甘える様子、とてもとうとい……。
春姫と竜女のウィーネの歩み寄り方が私としてはめちゃくちゃとうとい……額に入れて飾りたいくらい……飾るとまではいかなくとも傷ついてしまわないように大事にしておきたいくらい……。
確かに、孤独の中、ベルくんに救われたという意味では似たような境遇ですよね。




今回のお話、いつになくスケールも大きくて、ギルドを取り仕切る神さままで登場することになろうとは。

シリーズ一貫して、情景がテーマのひとつとして扱われているということを改めて気付かされるお話でした。

知性を持ったモンスターたちにとっての、情景。







それから、以前に触れられて、私の記憶の片隅にあった賢者が登場したことにもびっくりしました。
そして何より、
怪物祭、モンスターフィリア。
何気なく、すとん、と頭にインプットされていたのですが、このフィリアって、そのフィリアだったのか!  という小さなつながりが私としてはちょっぴり嬉しかったり。

moumoonのフィリアという曲から、なんとなくフィリアという単語の意味は知っていたのですが、モンスターフィリアのフィリアがそれであるとはまったく意識していませんでした。

フィリア

フィリア

あとがきによると最初の頃からやりたいと思っていたお話らしく、きっとモンスターフィリアの名前も後付けなんかではなくはじめからきっちり想定してあったのかな、とか思うと、まことしやかに囁かれているフレイヤとシルさんの繋がり含め、いろいろことばや名称を転がすと
面白い気付きがたくさんありそうです。







そして今回出番の少なかったヴァレン何某やフレイヤ含め、次巻には一堂に会するようで、知性を持ったモンスターたちの情景の行く末やそんなモンスターを狙うイケロスファミリアの動向がまったく想像できない……。
気がつけば次巻で巻数が二桁になりますね。
最初はちっぽけなファミリアの神さまと少年から始まったこのお話も、今や大勢の人物が登場し、スケールもファミリアのお話だけには止まらないくらいに。

私が手にした本の巻末には、10巻の発売日は2015年春頃とあったのですが多分2016年春頃、の誤植(?)ですよね。
(コメントいただきました。次巻、2016年春発売予定だそうです。)

ベルくんたちにとっても、モンスターたちにとっても傷付かない結末を望んでいるのですが、今回の悪役がなかなかにヒールに徹しているのでお話の展開が気になるというのとはまた別のところで、どきどき。


それにしても、春の発売は遠すぎると思うのです。





【『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』シリーズの感想はこちら。】
 

「ゆうべによんだ。」は、Amazon.co.jpを宣伝し、商品にリンクをすることによって、サイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定された、

アフィリエイト宣伝プログラムである「Amazonアソシエイト・プログラムの参加者」です。