ゆうべによんだ。

だれかに読んだ本のことをきいてもらいたくて。

2015-06-01から1ヶ月間の記事一覧

『革命のリベリオン 第Ⅰ部 いつわりの世界』

『革命のリベリオン 第Ⅰ部 いつわりの世界』 神永学 ※ネタバレ気にせず感想を書いています。未読の方はご注意ください。 私としては「心霊探偵八雲」シリーズの印象が強い、神永学さん。 今まで神永学さんの作品を読んだことがなくて、この「革命のリベリオ…

『バケモノの子』

『バケモノの子』 細田守 『時をかける少女』や『サマーウォーズ』『おおかみこどもの雨と雪』などのアニメーション映画で有名な細田守監督による、書き下ろし原作小説。 映画公開よりもひと足先に読んでみました。 「バケモノの子」予告2 - YouTube 作品を…

『君の膵臓をたべたい』

『君の膵臓をたべたい』 住野よる タイトルに惹かれて。 時々、なんとなく素敵なタイトルだな、と思って衝動的に小説を手にすることがあるのですが、この本を手に取ることができて本当に良かったです。 グロテスクな意味合いではなくて、このタイトルを見た…

『グラスホッパー』

『グラスホッパー』 伊坂幸太郎 今年11月の映画公開の前にもう一回読んでおこう、と思いまして。 私がこの作品を初めて読んだのは伊坂幸太郎さんの名前を知り、作品を読み漁っていた頃で、ページの端とか挟んである紙のしおりとか随所に今よりも無邪気に本を…

『究極の純愛小説を、君に』

『究極の純愛小説を、君に』 浦賀和宏 今回は浦賀和宏さんのこちら。浦賀和宏さんは『彼女は存在しない』を以前読んだ時に衝撃を受けて以来、ぽつぽつと作品を読んでいます。究極の純愛小説を謳うタイトルなのですが、浦賀和宏さんの作品を読んだことがある…

『この恋と、その未来。 ー一年目 春ー』

『この恋と、その未来。 ー一年目 春ー』 森橋ビンゴ どこかのサイトでおすすめされていたというのが記憶の片隅にあって、書店で平積みされていたのを見かけた際に、そういえばと思い出したので、手に取ってみました。タイトルから恋愛小説ということが分か…

いろいろ本棚。

この前toi8さんの画集、『追憶都市』を購入した際に、toi8さんが表紙イラストを担当されている本、何持ってたかな、と思い本棚がちゃがちゃ探したんですが、無精な私の本棚は現在上記の画像のような状態でして。 ……いつか整理しなくてはね。 ベッド下の収納…

『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 8』

『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 8』 大森藤ノ ※既刊含め内容に触れている部分があります。ネタバレを避けたい方や未読の方はご注意ください。 「ダンまち」シリーズ8作目。 約500ページにも渡る分厚い巻となった8巻目ですが、めちゃ…

『冴えない彼女の育てかた 5』

『冴えない彼女の育てかた 5』 丸戸史明 ※以前までのお話含め、内容に触れています。ネタバレを避けたい方、未読の方はご注意ください。シリーズ5作目。表紙のイラストからも分かるように、今回は詩羽先輩を中心としたお話になります。表紙イラストでも少し…

『冴えない彼女の育てかた 4』

『冴えない彼女の育てかた 4』 丸戸史明※以前までのお話含め、内容に触れています。ネタバレを避けたい方、未読の方はご注意ください。シリーズ4作目。今回は安芸くんの従姉妹である美智留が登場するお話でした。 身内とは言え、何かと気にかけない美智留の…

『さよなら妖精』

『さよなら妖精』 米澤穂信 来月あたりに『さよなら妖精』に登場する太刀洗万智の物語、『王とサーカス』が刊行されると聞いて、久しぶりに読み返してみました。 米澤穂信さんの作品の中では、この『さよなら妖精』がいちばんすきだったりします。 この作品…

『冴えない彼女の育てかた 3』

『冴えない彼女の育てかた 3』 丸戸史明 ※既刊含め内容に触れています。ネタバレを避けたい方、未読の方はご注意ください。 シリーズ3作目。 今回は安芸くんの後輩の出海ちゃん初登場。 安芸くんの布教によってめでたくオタクになった出海ちゃんの同人誌に惚…

『天久鷹央の推理カルテⅢ 密室のパラノイア』

『天久鷹央の推理カルテⅢ 密室のパラノイア』 知念実希人※ネタバレには気をつけていますが、登場人物名等、既刊の内容前提で感想を書いています。天久鷹央の推理カルテシリーズ3作目。私の中ではすっかりお馴染みのこのシリーズ。この医療ミステリって扱われ…

『花酔いロジック 坂月蝶子の謎と酔理』

『花酔いロジック 坂月蝶子の謎と酔理』 森晶麿早川から出ている『黒猫の遊歩あるいは美学講義』から始まる、黒猫シリーズと同じ著者さんの作品。黒猫シリーズがすきなので(文庫最新刊読まなきゃ)、今回文庫化した花酔いロジックシリーズを手に取ってみまし…

『3652』

『3652』 伊坂幸太郎 今回は伊坂幸太郎さんの小説ではなくエッセイ集になります。以前デビュー10周年を機に単行本として発売されたものに、今回文庫化するまでのさらに5年分のエッセイを加えたものです。普段、エッセイを手にすることはほとんどないんですが…