ゆうべによんだ。

だれかに読んだ本のことをきいてもらいたくて。

ファミ通文庫

『近すぎる彼らの、十七歳の遠い関係』

『近すぎる彼らの、十七歳の遠い関係』 久遠侑 ファミ通文庫より刊行されている作品。 こちらの2016年上半期ランキング含め、様々なところで評判になっているのを目にし、気になっていたので。 主人公の男子高校生、坂本健一は、母と2人で暮らす家にて、同…

『下読み男子と投稿女子 〜優しい空が見た、内気な海の話。』

『下読み男子と投稿女子 〜優しい空が見た、内気な海の話。』 野村美月 野村美月さんの文学少女シリーズを少しずつ読んでいる中、こちらの作品が刊行されているのを知り、興味惹かれたので。 ごく個人的なブームなのですが、小説家が登場人物の作品に目がな…

『“文学少女”と繋がれた愚者』

『“文学少女”と繋がれた愚者』 野村美月 “文学少女”シリーズ3作目。今回の題材は、武者小路実篤の『友情』。これもまた、私の読んだことのない作品でした。お話が進むごとにどんどん面白くなってゆくので、まだまだ続くとはいえ、このシリーズが既に完結し…

『“文学少女”と飢え渇く幽霊』

『“文学少女”と飢え渇く幽霊』 野村美月 前作に引き続き、文学少女シリーズ第二弾。 前回にも増して幻想的な雰囲気が立ち込めるお話でした。 ここは人間嫌いの天国だ。 この一節から始まる今回のお話の題材はエミリー=ブロンテの『嵐が丘』。 こちらも読んだ…

『“文学少女”と死にたがりの道化』

『“文学少女”と死にたがりの道化』 野村美月 満を持して、以前から気になっていた野村美月さんの文学少女シリーズを手に取ることに。 たった2人だけの文芸部員。 かつて覆面「美少女」小説家として世間を騒がせた高校二年生の少年、井上心葉(このは)。 文字…

『この恋と、その未来。 ー一年目 春ー』

『この恋と、その未来。 ー一年目 春ー』 森橋ビンゴ どこかのサイトでおすすめされていたというのが記憶の片隅にあって、書店で平積みされていたのを見かけた際に、そういえばと思い出したので、手に取ってみました。タイトルから恋愛小説ということが分か…