ゆうべによんだ。

だれかに読んだ本のことをきいてもらいたくて。

野村美月

『晴追町には、ひまりさんがいる。 恋と花火と図書館王子』

『晴追町には、ひまりさんがいる。 恋と花火と図書館王子』 野村美月 講談社タイガから刊行されている、野村美月さんによる晴追町の物語、2作目。 1作目の感想はこちら。 『晴追町には、ひまりさんがいる。 始まりの春は犬を連れた人妻と』 - ゆうべによんだ…

『下読み男子と投稿女子 〜優しい空が見た、内気な海の話。』

『下読み男子と投稿女子 〜優しい空が見た、内気な海の話。』 野村美月 野村美月さんの文学少女シリーズを少しずつ読んでいる中、こちらの作品が刊行されているのを知り、興味惹かれたので。 ごく個人的なブームなのですが、小説家が登場人物の作品に目がな…

『“文学少女”と繋がれた愚者』

『“文学少女”と繋がれた愚者』 野村美月 “文学少女”シリーズ3作目。今回の題材は、武者小路実篤の『友情』。これもまた、私の読んだことのない作品でした。お話が進むごとにどんどん面白くなってゆくので、まだまだ続くとはいえ、このシリーズが既に完結し…

『晴追町には、ひまりさんがいる。 始まりの春は犬を連れた人妻と』

『晴追町には、ひまりさんがいる。 始まりの春は犬を連れた人妻と』 野村美月並行して読み進めている文学少女シリーズの野村美月さんの作品。文学少女シリーズをまだ「かじった」だけの私ですが、各話の冒頭に挟まれるモノローグや全体的に軽やかながらも登…

『“文学少女”と飢え渇く幽霊』

『“文学少女”と飢え渇く幽霊』 野村美月 前作に引き続き、文学少女シリーズ第二弾。 前回にも増して幻想的な雰囲気が立ち込めるお話でした。 ここは人間嫌いの天国だ。 この一節から始まる今回のお話の題材はエミリー=ブロンテの『嵐が丘』。 こちらも読んだ…

『“文学少女”と死にたがりの道化』

『“文学少女”と死にたがりの道化』 野村美月 満を持して、以前から気になっていた野村美月さんの文学少女シリーズを手に取ることに。 たった2人だけの文芸部員。 かつて覆面「美少女」小説家として世間を騒がせた高校二年生の少年、井上心葉(このは)。 文字…