今日は、東京アートコンプレックスセンターにて行われているげみさんの個展「雨の花束」(1/12-24)に行ってきました。
げみさんと言えば、今や毎月の小説の発売でそのイラストをみない月はないくらい多くの表紙を担当されている方。
書店で見かけると著者名や出版社名より先に、あ、げみさんだ、と思います(笑)
本棚をざっと見通しただけでも、こんなに見つかりました。
このブログに感想を書いたことのある作品で挙げるならば、『さとり世代探偵のゆるやかな日常』や『スープ屋しずくの謎解き朝ごはん』や『水族館ガール』。
明日から個展が始まります。デジタル作品に関しては個展期間に限り受注生産という形で販売しております。遠方の方でもし気になる方がいらっしゃれば以下のアドレスまでお願い致します。yamashita@gallerycomplex.com pic.twitter.com/EwcLczxe50
— げみ*東京個展開催中 (@gemi333) 2016, 1月 11
展示はアクリル加工されたげみさんのイラストを中心に、今までイラストを手掛けた小説だったりグッズが並べられていたりと大満足でした。
こうして本の表紙以外でげみさんのイラストをまじまじと見るのは初めてだったんですが、げみさんの雨に関連したイラストすごくすきです。
落ち着いた雨のイメージの中できらりと光るあたたかな情景が私の中では印象的でした。
その雨も、ひたひた降るものもあればざらざら降るものもあってイラスト一つ一つ雨の音を想像しながら見させていただきました。
イラストを見て、少し目を閉じながら雨の音を想像して、もう一度目を開いてふわっと目の前の世界に入り込む。
小説の棚も普段書店で見かけたことのある作品もあれば、見たことのない気になる作品もいくつかあって、表紙だけで気になる作品をちゃっかりメモしておきました!
げみさんの名前とその作品の印象をしっかりと覚えたのは『夜の床屋』(創元推理文庫)が発売されて少し経ったくらいだったので、ずっと前から気になっていて密かに文庫落ちを待っている『ゴースト≠ノイズ(リダクション)』の表紙イラストが、げみさんによるものだったと、今日初めて知り、びっくり。
文庫になるときには表紙変わることもあるので、単行本でも買ってしまおうかと本気で迷う......。
雨の花束で展示されていたイラストをまとめた画集と、ポストカードセット2種。
それから写ってはいないですが、ブックカバーをひとつ。
購入させていただきました。
この金魚のポストカードがめちゃくちゃお気に入り......。
クリアファイルとかポストカードとかそういったものを見かけると、ためらいなく買ってしまうので、部屋のクリアファイル入れやポストカード入れがすごいことになってます、後悔はしていない。
そしてグッズに合わせて、もし書籍の販売も行われていたとしたら間違いなく買ってた。
......あぶない。
アートコンプレックスセンターは住宅地の中にぽつんとあるので少し迷うかもしれませんが、この建物だけ洋風然としているので歩いていればすぐに気が付くはずです。
入りづらい雰囲気もなくささっと見て回ることができるので是非ー。
そして余談。
げみさんの個展目当てで足を運んだのですが、同じ建物の中で気になる別の催しが!
「オーディンスフィア レイヴスラシル ~屋根裏図書館への招待~」
アトラスから発売されるゲームに合わせた企画でこのゲームも雰囲気がすごく好みで気になっていたのでふらふらと中へ......。
ゲームイラストの雰囲気というか世界観というか、めちゃくちゃ良くないですか?
壁一面にゲーム登場キャラクターのイラストや店舗特典のイラストが展示されていて、最近しばらくゲームに触れていなかったのですが、今日こんなところで出会ってしまったことで心が大きく揺れている。
案の定、クリアファイルセットは買っちゃう。