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ゆうべによんだ。

だれかに読んだ本のことをきいてもらいたくて。

『インスタント・マギ』

感想 NOVEL0 青木潤太朗

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『インスタント・マギ』  青木潤太朗

インスタント・マギ<インスタント・マギ> (NOVEL 0)


少し気になっていた、KADOKAWAが立ち上げたレーベル、ノベルゼロの創刊ラインナップのひとつ。
上記の画像では表紙にアニメキャラクターのようなイラストが付いているように見えますが、イラストは大きめの帯に描かれていて、帯を外すとタイトルと著者名がのみのシンプルな薄い小豆色の表紙になります。
表紙の色は、作品によってまちまちの様子です。




「大人になった、男たちへ——」
というキャッチコピーの下、創刊されたノベルゼロというだけあって(?)、今作品に関してはきっちり映像化しようとすれば普通にR15指定くらいは付きそうなくらい、目を抉ったり身体に穴開けたりしていてびっくり。
ヒロインの子が明るい性格なだけに余計に狂気じみて見える……こういうの、苦手な人は注意かもしれません。



お話の設定、というか、魔法に関する設定が好みで、私が小学生だったら間違いなく真似してる。
主人公の茶海星从郎(さみ せいじゅうろう)は、大学院生として研究に勤しむ傍ら、「インスタント・マギ」を発明する。
「インスタント・マギ」は、短い動画により視覚的に脳に影響を与え一時的に魔法を使えるようにするもので、この「インスタント・マギ」を巡って星从郎は、魔法使いたちの戦いに巻き込まれてしまう。


本来この世界の魔法は、手術により目に直接記号を刻む事により、扱えるようになるものだった。
とは言え手術の成功確率は決して高くはなく、手術によって扱えるようになる魔法は一種のみだった。
一方、「インスタント・マギ」はリスクを冒すことなく種々の魔法を使えるということもあり、「インスタント・マギ」に関して、魔法使い達の中で錬金術師(肯定派)と魔導士(否定派)の2つにわかれてしまう。

魔導士陣営から命を追われる事になった星从郎は、錬金術師陣営からボディガードとして送られた「箒使い」の女子高生の魔女、ゼラと生活を共にすることになる。


このゼラが、とある事情により星从郎にぞっこんで、星从郎のためならばどんな敵も容赦なくなぎ倒してしまう程に、(良く言えば)一途。
星从郎の前では可愛らしい女子高生なのに、ひとたび敵と相見えると完全に獲物を狩る猛禽類の目になるタイプ……。
私とは関係ない物語の中で起きていることだからこそ、「星从郎、愛されてるなあ」とほのぼのと言い放てる。
ゼラに限らず敵味方問わず魔法使いの人たちは、「妖しい」人たちばかりなので、本当に眺めてるだけでお腹いっぱいです、はい。



そして、ほんの少しの時間と携帯端末さえあれば、簡易的な魔法が使えるという設定が本当にいろいろと私の心をくすぐる……。
人知れずしょうもないことにインスタント・マギ使ってひとりでにやにやしていたい。
……でも、命を追われるのは勘弁です。
お話の中で本当にどこぞの少年漫画みたいに次から次へと強敵が現れてきて、対峙する度に「こんなの勝てるわけないじゃん」と思ってしまう。
もちろん負けてしまったらお話は終わってしまうので、ボロボロになりながらも最後は勝ち切るのですが、ちらりと出てきた魔導士陣営のボスっぽいのは本当に勝てる気がしない。



今回のお話でちゃんと綺麗に纏まるのですが、どうやら著者の方のTwitterによれば続編も出るようでちょっぴり楽しみ。



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