ゆうべによんだ。

だれかに読んだ本のことをきいてもらいたくて。

最果タヒ

『星か獣になる季節』

『星か獣になる季節』 最果タヒ 最果タヒさんの紡ぐ言葉が好きすぎるが故に手に取った作品。 詩人としても有名な最果さんですが、今回は小説。 実は単行本も持っているのですが、文庫化を機に再び、というのと、『バーナード嬢曰く。』の著者である施川ユウ…

『十代に共感する奴はみんな嘘つき』

『十代に共感する奴はみんな嘘つき』 最果タヒ 最果タヒさんによる小説。 まずこの『十代に共感する奴はみんな嘘つき』というタイトルに撃ち抜かれる私。 表紙デザインも相まってサイコー。 「十代に共感する奴はみんな嘘つき」というフレーズを目にするのは…

『渦森今日子は宇宙に期待しない。』

『渦森今日子は宇宙に期待しない。』 最果タヒ 新潮文庫nexの、最果タヒさんの、小説。 主人公の女子高生、渦森今日子は宇宙人。 どちらかと言えば、表も裏も女子高生なのだけれどそういえば宇宙人でした、という感じの。 同級生の友達と会話するのはすごく…

『少女ABCDEFGHIJKLMN』

『少女ABCDEFGHIJKLMN』 最果タヒ 最果タヒさんの小説。よい。 何がとかどのようにとか、語るに適切な言葉を選べないのだけれど、よい。 私の中では、舞城王太郎さんの小説を読むときに使うスイッチと似たようなスイッチを使います。 最果タヒさんの詩に登場…

『空が分裂する』

『空が分裂する』 最果タヒ『死んでしまう系のぼくらに』が刊行された際に、ぴかぴか蛍光色の装丁と、何よりそのタイトルの語感から気になっていた最果タヒさん。新潮文庫nexから、どうやら別作品の文庫本が出るらしい! ということで。今作は小説ではなく詩…