ゆうべによんだ。

だれかに読んだ本のことをきいてもらいたくて。

天沢夏月

『七月のテロメアが尽きるまで』

『七月のテロメアが尽きるまで』 天沢夏月 九月八月と続き、天沢夏月さんの「月」が入った一連の作品ということ、そしてタイトルの「テロメア」という単語に惹かれて。 まるで回数券のように細胞分裂を繰り返す度に短くなっていき、細胞の寿命を表すというテ…

『時をめぐる少女』

『時をめぐる少女』 天沢夏月 メディアワークス文庫より、タイトルから時間ものを匂わせる天沢夏月さんの作品。 実際には帯で上手い具合に隠れてしまって分かりづらいのですが、表紙の下部にも大きく青いイチョウの葉が描かれていたんですね。 物語の中で何…

『八月の終わりは、きっと世界の終わりに似ている。』

『八月の終わりは、きっと世界の終わりに似ている。』 天沢夏月 私としては『拝啓、十年後の君へ。』以来の天沢夏月さんの作品。 shiyunn.hatenablog.com 「夏の終わり」ではなくて、「八月の終わり」というところが本当によい。 自身の高校生時代の夏休みを…

『拝啓、十年後の君へ。』

『拝啓、十年後の君へ。』 天沢夏月 記事にはしていないのですが、以前に天沢夏月さんの作品で『思春期テレパス』を読んだことがあり、その時の印象が残っていて、今回店頭で見かけて気になったので手にとってみました。 loundrawさんの装丁イラストも理由の…