ゆうべによんだ。

だれかに読んだ本のことをきいてもらいたくて。

住野よる

『青くて痛くて脆い』

『青くて痛くて脆い』 住野よる あるひとりの男子大学生を主人公とした物語。 今までそうしてきたように他人と距離を置いて大学生活を送っていくつもりが、入学早々空気の読めない同級生、秋好寿乃と出会い、なし崩し的に同じ時間を過ごすことが増えてゆく。…

『か「」く「」し「」ご「」と「』

『か「」く「」し「」ご「」と「』 住野よる 同じ高校に通う5人の物語。 この5人には他人には言えない「かくしごと」が――人の感情の動きが記号的に見ることができという。 もちろんこの能力のようなものだけが「かくしごと」なのではない。 人間関係だった…

『よるのばけもの』

『よるのばけもの』 住野よる ※感想を書く上で所々内容に触れています。未読の方はご注意ください。 主人公の少年は毎晩ばけものになる。 自由にどこへでも行けるばけものの身体で眠れぬままふらりふらりと時間を潰して夜を過ごしていた。 そんなある晩、忘…

『また、同じ夢を見ていた』

『また、同じ夢を見ていた』 住野よる 現在『君の膵臓をたべたい』が本屋大賞の候補作にノミネートされている、住野よるさんの2作品目。以前、『君の膵臓をたべたい』について感想を書かせていただきましたが、その記事に足を運んでくださる方が絶えずたくさ…

『君の膵臓をたべたい』

『君の膵臓をたべたい』 住野よる タイトルに惹かれて。 時々、なんとなく素敵なタイトルだな、と思って衝動的に小説を手にすることがあるのですが、この本を手に取ることができて本当に良かったです。 グロテスクな意味合いではなくて、このタイトルを見た…