ゆうべによんだ。

だれかに読んだ本のことをきいてもらいたくて。

『少年Nの長い長い旅 04』

『少年Nの長い長い旅 04』 石川宏千花 講談社タイガにて刊行されている異世界に飛ばされた小学生たちの数年後を描いた『少年Nのいない世界』と連なる物語、少年Nシリーズ。 児童書レーベルから刊行されている同級生たちと異世界に飛ばされた少年の冒険譚『少…

『星か獣になる季節』

『星か獣になる季節』 最果タヒ 最果タヒさんの紡ぐ言葉が好きすぎるが故に手に取った作品。 詩人としても有名な最果さんですが、今回は小説。 実は単行本も持っているのですが、文庫化を機に再び、というのと、『バーナード嬢曰く。』の著者である施川ユウ…

『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 13』

『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 13』 大森藤ノ ※以下にネタバレを含んでいます。未読の方はご注意ください。 「ダンまち」シリーズ13作目。 とにもかくにも手に汗握る展開とベルくんのかつてないピンチにどきどきしっぱなしの今回。 …

『ヴァイオレット・エヴァーガーデン 下』

『ヴァイオレット・エヴァーガーデン 下』 暁佳奈 2018年1月現在放送中のアニメ、「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」の原作小説にあたるこの作品。 そして、主人公であるヴァイオレットが代筆屋として働き始めるまでの経緯と彼女を支える仲間たちとその後…

『ヴァイオレット・エヴァーガーデン 上』

『ヴァイオレット・エヴァーガーデン 上』 暁佳奈 2018年1月現在、アニメ放送中の『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』。 放送開始前からPVから気合の入れようがうかがい知ることができ、期待大だと一部で話題になっていたこの作品。 http://violet-evergar…

『雪には雪のなりたい白さがある』

『雪には雪のなりたい白さがある』 瀬那和章 雪には雪のなりたい白さがある、というタイトルの響きがとても印象に残っていて、つい先日この作品が文庫化されているのを見かけたときには喜び勇んでレジへ。 港の見える丘公園、あけぼの子どもの森公園、石神井…

『ひとりぼっちのソユーズ』

『ひとりぼっちのソユーズ 君と月と恋、ときどき猫のお話』 七瀬夏扉 開幕ひとこと言わせてほしいことがある。 もしかしたら今年はもうこれ以上の作品が見つからなくたっていいと思えるような物語に出会ってしまった。 クライマックスでもなんでもないような…

2017年下半期に読んだ、琴線に触れた小説4選

2018年迎えたどころか既に2週間近く経ちますが、タイトルの通りです。 こういうのは大抵年末年始のムードの中しめやかに更新されるものなのかもしれませんが、2017年下半期のまとめは次の半期が終わる2018年の6月いっぱいまでじゅうぶん許されるつもりでいる…

『毎年、記憶を失う彼女の救いかた』

『毎年、記憶を失う彼女の救いかた』 望月拓海 第54回メフィスト賞受賞作にして、静岡県浜松市を舞台にしたミステリアスでせつない恋愛小説。 浜松市内の書店さんでは大々的に取り扱われており、静岡限定カバーなるものも存在しているみたいです。 【お知ら…

『毛布おばけと金曜日の階段』

『毛布おばけと金曜日の階段』 橋本紡 兼ねてから橋本紡さんの作品が大好きで。 この作品は2002年に刊行されたものなのですが、発売から10年以上経ってこうして運命的な出会いを果たす。 今回も繊細で絶妙な心の機微が描かれていたり、あたたかな「家族像」…

『繕い屋 月のチーズとお菓子の家』

『繕い屋 月のチーズとお菓子の家』 矢崎在美 悪夢を料理して食べていまうことにより、過去を消化するという設定に惹かれて。 今まで、もののたとえとして過去を「消化」するというような言葉を使ったことはあるけれど、文字通り食べてしまうなんて! あらす…

中澤系歌集「uta0001.txt」を読むべきだよ、現代人

中澤系の短歌との出会い きっかけはTwitterでのふとした私のつぶやき。 紀伊国屋にずらりと並んでいたイメージから、いつでも買えるのではと見送っていた中澤系歌集『uta0001.txt』。思い立って検索してみたら、軒並み新刊書店には在庫はないどころかAmazon…

『あやかし夫婦は、もう一度恋をする。』

『あやかし夫婦は、もう一度恋をする。』 友麻碧 かつて大江山周辺を牛耳っていた酒呑童子と茨木童子としての前世の記憶を持つ高校生の物語、浅草鬼嫁日記シリーズ3作目。 あらすじ 茨木童子を前世とする真紀と酒呑童子を前世とする馨の前に教師として現れ…

『少年Nのいない世界 03』

『少年Nのいない世界 03』 石川宏千花 小学生6年生の頃のある事件をきっかけに、地球とは全く別世界に飛ばされてしまった7人の少年少女たちの5年後を描いた物語。 各々がバラバラな場所に飛ばされたが故にこの5年間の暮らしぶりは人それぞれで、巻を追う…

『他に好きな人がいるから』

『他に好きな人がいるから』 白河三兎 兼ねてから白河三兎さんの作品の胸を締め付けるような切なさだいすきだったのですが、そんな折『他に好きな人がいるから』なんてタイトルの作品が刊行されたのを知ってしまったものだから自然と手が伸びてしまうよね。 …

『ウォーター&ビスケットのテーマ1』

『ウォーター&ビスケットのテーマ1』 河野裕 河端ジュン一 『サクラダリセット』シリーズと同じく、スニーカー文庫! イラストは椎名優さん! 能力もの! ということで、発売前から楽しみにしていた作品。 これまたシリーズ作品として、スケールの大きい物…

『校舎五階の天才たち』

『校舎五階の天才たち』 神宮司いずみ 表紙の雰囲気とあらすじが私好みで、「苦くて切ない青春ミステリ」の惹句だけで十分手に取る理由に足る。青春群像劇。 文章全体は水底みたいに静々としていて、主人公と一緒になって事の真相に思いを巡らせてゆく。 若…

『少年Nの長い長い旅 03』

『少年Nの長い長い旅 03』 石川宏千花 同級生とともに異世界へ飛ばされてしまった少年、野依が右も左も分からない世界で散り散りになったかつてのクラスメイトを探す冒険ファンタジー。 そして、『少年Nのいない世界』(講談社タイガ)に至るまでの物語。 以…

『魔法使いの願いごと』

『魔法使いの願いごと』 友井羊 とりあえず。 綺麗なものしか見えないキミが好きだ。 たとえ、その瞳に映らなくても――。 という優しさと切なさ香る帯の惹句、好みすぎる......。 友井羊さんの作品、魔法使いが出てくるお話、そしてこの帯と「読みたい」セン…

『デイ・トリッパー』

『デイ・トリッパー』 梶尾真治 デイ・トリッパー 作者: 梶尾真治 出版社/メーカー: キノブックス 発売日: 2017/06/30 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログを見る 梶尾真治さんが描く時間SFもの、ということとタイトルや表紙の雰囲気が好…

『クビキリサイクル 青色サヴァンと戯言遣い』

『クビキリサイクル 青色サヴァンと戯言遣い』 西尾維新 随分前にネット上のやり取りで「戯言シリーズ読んだことないなんて羨ましい!」と言われたこともあって、ずっとずっと気になっていた西尾維新さんの戯言シリーズ。 こう、目の前にどん、とシリーズ作…

題名も装丁も分からないのに、手に取りたくなるずるい本たち。

一時期、タイトルも内容も分からない状態で店頭に並ぶ「文庫X」が話題になった。 hon-hikidashi.jp もちろん私も「文庫X」はちゃっかり手に取ったし、書店でこういった本に関する限りなく情報を隠された覆面本、あるいはシークレットブックを見かける度に、…

『お隣さんは小さな魔法使い』

『お隣さんは小さな魔法使い』 有間カオル 有間カオルさんが描く魔法使いの物語ということと、西島大介さんのキュートな表紙イラストに、半ば反射的に手に取った作品。 ひとまず、有間カオルさんの『魔法使いのハーブティー』みたいな優しい雰囲気の物語がす…

『双子喫茶と悪魔の料理書』

『双子喫茶と悪魔の料理書』 望月唯一 「悪魔の料理書」という響きに「アピキウスだ!!」と思って、つい。 (アピシウス - Wikipedia) そもそもアピキウスの名を知ったのは「新世界樹の迷宮2 ファフニールの騎士」というゲーム。 新・世界樹の迷宮2 ファ…

『パドルの子』

『パドルの子』 虻川枕 ポプラ社小説新人賞受賞作。 ファンタジックな雰囲気漂う瑞々しい青春小説。 水たまりに潜って世界を少しずつ変えてしまうという設定に惹かれに惹かれて発売前から気になっていた作品。 昔からそれこそまさに「水たまりに潜る」みたい…

『僕は小説が書けない』

『僕は小説が書けない』 中村航 中田永一 中村航さんの作品も中田永一さんの作品もどちらもすきで、単行本として刊行された当初も読んだのですが、文庫本として改めて書店に並んでいるのを見たらまた読み返したくなってしまって。 これまた私の大好きなビブ…

『少年たちは花火を横から見たかった』

『少年たちは花火を横から見たかった』 岩井俊二 24年前にテレビドラマとして作られ、今夏アニメ映画として放映予定の『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』。 もしもこうだったら、という願いが叶えられるというちょっとしたSF要素のある作品です…

『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』

『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』 原作:岩井俊二 著:大根仁 今から24年前にテレビドラマとして作られた作品が再びアニメ映画作品としてリメイクされることになり、そのノベライズとして刊行されたもの。 テレビドラマ版が存在していたことを…

『やはり雨は嘘をつかない こうもり先輩と雨女』

『やはり雨は嘘をつかない こうもり先輩と雨女』 皆藤黒助 私にとっては『ようするに、怪異ではない。』、通称よう怪シリーズでお馴染みの皆藤黒助さんの作品。 ようするに、怪異ではない。 <よう怪>シリーズ (角川文庫) 作者: 皆藤黒助 出版社/メーカー: KA…

『新訳 メアリと魔女の花』

『新訳 メアリと魔女の花』 メアリー・スチュアート 訳;越前敏弥・中田有紀 今夏に映画化される「メアリと魔女の花」の原作小説、新訳版。 www.maryflower.jp 予告PVを何度か見たのですが、魔法を描いているというところはもちろんのところ、魔女の花が「夜…

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